アーバン
フォレスト
Urban forest
気候変動やSDGsに対応した
持続可能な都市において、
ネイチャーベースドソリューション(NBS)として、
グリーンインフラとして緑を育成・保全し、
アーバンフォレストを目指す取り組みを行なっています。
グリーンインフラ工法
雨水貯留材を用いたグリーンインフラ工法(MDグリーンインフラ工法)を推進しています。従来の根系誘導耐圧基盤に比べ、舗装下において有効な根域が格段に増え、樹木を大きく健全に育てます。(比較資料参照 ≫https://www.deeproot.com/blog/blog-entries/which-planting-solution-is-best-bartlett-lab-field-trials/)


日本で初めて公共空間において施工をしたものです。透水性舗装を組み合わせるとともに、排水溝からの雨水を誘導し、雨水を貯留して都市洪水を防ぐとともに、大きな樹冠を育て、生態系サービス豊かな快適な空間を実現いたします。

生態系サービス算出
樹木がもたらす生態系サービスには、二酸化炭素の貯留・固定、蒸散や緑陰による冷却効果、大気汚染物質の除去、雨水貯留による都市洪水の防止、生物多様性の確保などがあります。i-Treeを用いて、それらの生態系サービスを算出し、樹木や緑地の価値を数値化及び相対費用を算出いたします。

樹林の構成:樹種

大気汚染の除去量

二酸化炭素固定量

二酸化炭素貯留量
樹木調査
樹木がもたらす生態系サービスを算出するためには、樹木の樹種、形状、健康状態を調査する必要があります。樹木調査を効率的に行い、クラウドでデータ管理を行います。


工事における貴重な樹木の保全
都市の中で大きく育った樹木、都市のグリーンインフラとして大変貴重です。そのような樹木を適切に保全する取り組みを行なっています。

「海外の街路樹マネジメントと近年の動向」(2020)
日本樹木医学研究vol24No.3日本樹木医学会

「持続可能な街路空間のための街路樹のマネジメント」(2023)
都市緑化技術No.122 都市緑化技術機構
技術者紹介
樹木医・国際アーボリカルチャ協会 理事
當内 匡
(とううち ただし)
欧米では大きな都市樹木を健全に保全するために、工事の際の保護や養生、点検などの仕様が明確に決められていますが、日本においてはまだまだ明確にされておりません。適切な都市樹木の保全対策の普及啓発を行なっています。
- 資格
- 樹木医(第1814号)
- 街路樹診断士
- 一級造園施工管理技士
- 一級土木施工管理技士
- 造園技能士1級
- 植栽基盤診断士
- 執筆・論文
- 「神宮外苑地区第一種市街地再開発事業に伴う4列イチョウ並木の西側 1 列の調査と保全策に対するセカンドオピニオン」(2024)
- 日本造園学会ミニフォーラム「工事における既存樹木の保全のあり方」(2024)